フェレットとは?◎フェレットを理解するフェレットには独特の性格があります。社交的で遊び好き♪一説には人間の幼児と同レベルの知恵を持っているといわれます。 旺盛な好奇心は思わぬトラブルを起こすこともあります。 人なつこい性格はケージにはいったままの生活には耐えられず、一旦ケージからだすと目が離せません。 また特有の匂いは家族や来客、飼い主をも不快にすることがあるので、まずフェレットの生態を十分に理解してください。 ◎愛情と責任を持ちましょう 新しい家族を迎え入れるには、慎重な判断をしてください。 ペットショップで一目ぼれ。買ったものの家に連れてきたら手に負えない。飼育放棄をしたり捨てたりしないため いくら可愛くても衝動買いは絶対にやめましょう。愛情だけでは責任を果たしているとは限りません。 動物は一生を私達にゆだねています。 ◎主治医を見つけておきましょう ペットとしての歴史がまだ浅いためフェレットに経験豊かな獣医さんは、犬、猫の獣医さんのように簡単には見つかりません。 理想的な環境を整えておくことを望まれますが、獣医師を見つけておくことももっとも大切です。 ☆ フェレットと過ごす一年 ☆ ◎ 1.2月 ●冬の病気のワンポイント! 人間世界では風邪が流行する季節です。風邪、インフルエンザにもフェレットはかかります。 じぶんの健康管理をしっかりしてフェレットにも感染しないようにしましょう。 ●冬の乾燥チェックポイント!! 空気が乾燥する季節ですが、その為フェレットの皮膚や呼吸器にトラブルを起こしやすくなっています。 40~60%程度の湿度を保ちましょう。給水ボトルには常に新鮮な水を用意してあげてくださいね♪ ●暮らしのワンポイント!! 人間が感じている温度とフェレットが感じている温度は違うことを注意してください。 ケージを床においている場合は暖房を入れていても冷え込みます。少し高いところに置くか、ダンボールを敷いてあげてください。 ◎ 3,4月 ●繁殖シーズンの病気のワンポイント!! フェレットは春分をピークにして繁殖シーズンを迎えます。 多くのフェレットは避妊手術を受けていますが、避妊手術が不完全なために発情する場合があります。放っておけば命取りになりますので十分注意してください。 ●暮らしのワンポイント!! フェレットは人を噛むことがありますが、お腹がすいているとき、体に異常があるとき、急に触られてビックリしたときなど噛むには必ず理由があります。原因を考えそれを解決していきましょう。 ●グルーミングのチェックポイント!! フェレットは自分でグルーミングをしていますから、飼い主が頻繁にブラッシングをする必要がありません。しかし、春~初夏や秋など毛の生え変わる時期にはブラッシングをし抜け落ちた毛を飲み込んでしまわないように注意しましょう。 ●室内散歩ワンポイント!! フェレットはとても好奇心旺盛な動物です。ケージから出るとどこへでも探検しに行きます。しかし台所やバスルームなどは大変危険な場所ですので生かせないように注意してください。また、小さなものを飲み込んだりしないように要注意です。 ◎ 5,6月 ●屋外散歩チェックポイント!! 気候がいい時期には屋外に遊びに行くのも楽しいものです。 しかし、万が一逃げ出してしまうと呼び戻すのは非常に困難です。胴輪とリードは必ず着用してください。暑さに弱い動物なので気温が高い日の屋外散歩は控えましょう。 ●接し方ワンポイント!! フェレッとは飼い主とコミュニケーションをとるのが大好きな動物です。しかし誤った接し方をしてはいけません。おどおどして接しない、まず声をかけてから接する、両手で抱くなど、基本的な接し方をよく理解しましょう。 ●湿気対策ワンポイント!! フェレッとはじめじめとした梅雨がとても苦手です。ケージの近くに温度、湿度計を置きエアコンの除湿機能などを利用して彼らに適した温度、湿度環境を用意しましょう。フェレットに適した湿度は40~65%です。 ●暮らしのワンポイント!! 湿っぽい時期には、フェレットの住まいも汚れがちです。エサ皿の外にこぼれたエサはこまめに捨て、湿り気や匂い、ノミ、ダニを防ぐためにも、寝床の中の布やハンモックなどは毎日取り替えるくらいのケアをしましょう。 ◎ 7,8月 ●エサの保存のチェックポイント!! フェレットのエサには動物性脂肪が豊富に含まれます。しかしこれは空気に触れると酸化してしまいますから、開封したエサは密閉して、冷暗所に保存してください。また食べ残しのエサをそのままにしておかず、そのつどきちんと交換しましょう。 ●夏の外出ワンポイント!! 夏場にフェレットを連れて外出するときは、日中を避け、朝や夕方にしましょう。凍らせたペットボトルやアイスパックをタオルで巻いてキャリーの中に固定しておくと効果的です。どんなに短い時間でも絶対に車の中に置き去りにしないでください。 ●夏の病気のチェックポイント!! 夏に最も注意しなければならないのは、日射病、熱射病です。わずかな時間、高温度下に放置されるだけでも死亡する危険が非常に高いのです。28度以上になる場所、直射日光の当たる場所などには絶対に放置しないでください。 ●暑さ対策ワンポイント!! フェレッとは暑さにとても弱い動物です。彼らに適した温度は15~22度ですからエアコンは必需品といえます。フィルターの洗浄は頻繁にして、エアコンの風が直撃しない場所にケージを置くようにしてください。 ◎ 9,10月 ●季節変わりのチェックポイント!! 秋や春など、決が変化する時期は気候も不安定で、フェレットも体調を崩しやすくなります。ことに秋は、夏ばてを引きずったままでいないかどうか注意が必要です。毎日の健康チェックをすることで、体調の変化に早く気が付くようにしてください。 ●食欲の秋ワンポイント!! 涼しくなってくるとフェレットの食欲も増してきます。食生活の見直しをして見ましょう。フェレットには動物性の高タンパク質、高脂肪が欠かせません。バランスのよい栄養成分を含むエサを十分に与えましょう。 ●多頭飼育チェックポイント!! 複数のフェレットを飼い、一緒に遊んでいるところを見るのはとても楽しいものです。しかひ、新たな固体を導入するときは、2週間ほどは検疫期間として隔離して飼い、問題がなければ徐々に仲間入りさせるようにしましょう。 ●遊びのワンポイント!! フェレットが猫じゃらしなどで遊んでもらうのが大好きですが、遊びたくないときのサインも覚えておきましょう。後ずさりしたり、尾の毛を逆立てる、尻尾を振るわせるなどの行為はフェレットが不快な気分であることを示しています。 ◎ 11,12月 ●食生活のチェックポイント!! 食欲旺盛ななのはいいことですが、フェレットが欲しがったり喜ぶからといって、フェレット用おやつを与えすぎたり、スナック菓子などを与えてはいないでしょうか?これらは肥満の原因となるものですが、肥満は内臓疾患などを招く恐れがあります。 ●シャンプーワンポイント!! フェレットをシャンプーする頻度が多すぎると、体臭が余計に強くなったり、皮膚や被毛のトラブルを起こすことがあります。あまり頻繁に洗わずに、洗うときはシャンプーを入念に洗い流し暖かい部屋で水気をふき取ってあげてください。 ●寒さ対策ワンポイント!! どちらかというとフェレットは寒さに強く、若くて健康なフェレットなら最低7~10度でも耐えると言われています。(幼獣は最低でも15度)。ヒーターを使う場合にはフェレットに直接当てず、ケージの下に置いたりカバーをするなどして工夫してください。 ●年末年始チェックポイント!! 旅行や帰省などで家を留守にする機会が多い時期です。フェレットだけを留守番させる場合には、知人やペットシッターに見てもらうほうがいいでしょう。いずれの場合でも、帰宅後には健康状態をチェックすることを忘れないでください。 ジャンル別一覧
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